RX10III

日本ではイマイチ人気にないネオ一眼タイプのデジカメですが海外ではけっこうメジャーな存在で、日本の観光地にいる外国人さんを見ると意外なくらい所有率が高いですよね。
そんなネオ一眼の新製品ソニーDSC-RX10M3の詳細なレビュー記事がAV Watchの「小寺信良の週刊 Electric Zooma!」に登場です。

サンデービデオグラファーには最強! 光学25倍のソニー「DSC-RX10M3」
 ボディサイズも重量も前モデルより一回り増えたため、見た目はもはやフルサイズ一眼並みとなったRX10M3。3世代目ではあるが、過去のモデルと方向性が違うので、得意分野や用途が異なるカメラとなっている。
 静止画ではまた別の評価があるだろうが、動画カメラとしてはまさに“ビデオカメラに代わるもの”となっている。従来デジカメでは弱かった光学ズーム倍率を、ツァイスクオリティで実現した点は大きい。また1インチセンサーの能力を、小型化のために犠牲にすることなくフルに引き出したという点でも、面白いカメラだ。
 16万円台という価格に賛否あるところだろうが、昔のビデオカメラだったらエントリーモデルでもそれぐらいはしたものである。それが静止画も撮れて(当たり前だが)、4K動画まで撮れて、しかもこの画質である。サイズは確かに大きいが、子供撮りなら小学校6年間は十分戦えるカメラだろう。
 外部マイクも使えるほか、写真撮影では電子シャッターを使った無音撮影ができる。音楽会や卒業式といった式典でバッチャンバッチャン言うカメラは迷惑なものだが、これならまず文句が出ることはないだろう。後ろの席でも十分子供が狙える倍率も備えている。
 もちろん、業務ユーザー向けの機能もサポートしている。S-Log2撮影した時に液晶モニターにだけLUTをあてたり、HDMI接続したレコーダに対してRECトリガーを出せたりと、機能的にはα7のIIシリーズとほぼ同等の機能がある。
 今どき運動会や学芸会にスポットを当てたビデオカメラという売り方は時代相応ではないが、そういうニーズにバッチリハマるカメラでもあることは間違いないだろう。
というわけで、動画用途にもかなり使えるネオ一眼になってるようです。
気になるのはその大きさ・・・とはいえ、この価格で4K動画までいけるならけっこう面白い存在になりそうです。

ソニー 2100万画素 デジタルスチルカメラ DSC-RX10M3 DSC-RX10M3
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  • メーカー: ソニー
  • 価格: ¥ 162,207
  • 売上ランキング: 26531
SONY デジタルスチルカメラ Cyber-shot RX10 2020万画素CMOS 光学8.3倍 DSC-RX10
SONY デジタルスチルカメラ Cyber-shot RX10 2020万画素CMOS 光学8.3倍 DSC-RX10
  • メーカー: ソニー
  • 価格: ¥ 81,000
  • 発売日: 2013/11/15
  • 売上ランキング: 108410
動画機能があまり必要じゃないユーザーさんならDSC-RX10M3のほぼ半額で購入できる初代もアリかなと思います。